2012年4月20日

オリンパスのドラマチックトーン

before

after

オリンパスの新しい現像ソフト『OLYMPUS Viewer 2 V1.21』を試してみた。中でもまずやってみるべきなのはドラマチックトーンだと思っていた。余談だが、造語的な言葉だろうから DramaticTone と英語で書いてしまうと、こっぱずかしく感じる。そこで、まずの結論は、「フィルターだけに終わらず元作品と融合させて最終形を導く」のが楽しいだろう。

何気なく車の助手席から撮った写真は、光も条件も構図も悪く、通常ならボツ。ところが、ドラマチックトーンによって手前のガードレールや縁石までが良い雰囲気を出していることに驚いた。参考までに「RAWで保存されているファイルにのみ適用」です。

もっとも、これらのアートフィルターは最新機種にデフォルトで内蔵されているとはいえ、れっきとした後処理の画像レタッチなので、今後これらの写真が氾濫することを想像するにあたって一悶着あるだろうと想像。私の答えは決まってますけどね。

個人的には、ハーフNDによる空の露出のみを下げるワザを、白々しくもなく素直に現像してしまうフィルターを最も希望。昔に必至で頑張っていたアレが、ましてや動画[コマ落ち注意]にまで使えるようになれば、私はオリンパスのスチルを動画のメイン機種にしても良いと思った。さらに素直にそれ、PL関連。